気温 vs 体温

地球温暖化が叫ばれて久しい。グレタ・トゥーンベリ効果で二酸化炭素ガスが悪者に定着してしまった。地球の平均気温は1906年から2005年の100年間で0.74度上昇した。温暖化ガス犯人説者は、産業革命以降の人的影響だと騒いでいる。でも自分は、そうは思わない。人間は自然には全く無力だからだ。だが、産業革命以降暮らしが豊かになった見返りに気温が上昇したという説は面白い。一方、スタンフォード大学の研究チームは、人間の体温は200年前から少しずつ低下していると発表した。1860年から1940年までの南北戦争北軍の退役軍人の兵役記録、1971年から1974年の国民健康栄養調査、2007年から2017年のスタンフォード大学付属病院で診療を受けた成人患者のデータを基にしたという。総計68万人の体温を分析した結果、2000年代に生まれた男性の平均体温は、1800年代初期に生まれた男性の平均体温よりも0.59度低いことが判明したという。原因は、医療の進歩、衛生状態の改善、生活水準の向上によって、公衆衛生が劇的に改善したからではないかと推測している。人がウイルスや菌に感染すると、体内の免疫システムが機能し体温を上昇させる働きがあるサイトカインが産出されるからとのこと。結局、産業革命以降暮らしが豊かになり体温は下がったということだ。気温と体温の対比が面白い。