穏やかではない世界

元旦のブログは幻だった。決して穏やかではない。イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が米軍の空爆で殺害されたとのニュース。殺害命令を出したのはトランプ。ソレイマニ司令官は、中東で暗躍するイランの中心人物。イランの英雄でもある。先日イラク米大使館が襲われ1人が死亡した。更なる攻撃があるとの噂があった。トランプは、それを未然に防ぐためだったと言っている。更にトランプは「米国は戦争を始めるためではなく、戦争を食い止めるために行動した」と殺害を正当化した。更に、更にトランプは「もしイランが報復すれば米国は大反撃する」とも言っている。要するに疑心暗鬼に陥り、武力を行使した訳だ。更に屁理屈を捏ねて正当化しただけではなく、報復すれば倍返しをするぞと恐喝している。ジャイヤンそのものだ。自分には理解出来ないが、イランも米国も互いに主張するところはあるのだろう。でも、その報復合戦の場は、イラン内や米国内ではない。イラクなのど中東諸国が被害を被ることになるはずだ。やるなら自国でやれ。この事件はトランプが再選したいがために、弾劾裁判から目をそらす行為に出たと思うのは自分だけだろうか。