ピッチング・ニンジャ賞って?

MLBのオフシーズン・ニュースが面白い。カブスのダルビッシュ投手は前半は振るわなかったが、後半は豪腕を生かして活躍した。サイ・ヤング賞は獲れなかったが、ピッチング・ニンジャ賞を受賞した。ピッチング・ニンジャ賞とは、現役メジャーリーガーや米メディアからもフォローされる名物セレブとして有名なフリードマン氏が自身のツイッターで発表するタイトルのこと。ダルビッシュの159キロの剛球が、捕手の股間に当たり、球審の喉にあたり、そして打者の背中に当たり、たったの1球で打者、審判、捕手をKOしたが、誰一人怪我はしなかったプレーが対象になったとのこと。成績だけでなくプレーを楽しむ精神に満ちあふれた賞だと思う。一方、今季の活躍度合いを金額換算し、年俸とのギャップを示した記事もある。ダルビッシュは+4億円で、年俸以上に貢献したと評価されている。因みに、大谷投手は+21億円、田中投手は-9億円。ファンはその評価に納得し、来季の活躍を期待するし、選手にとっては、+評価はインセンティブになるし、-評価は反省材料になる。日本でも同様の評価が行われれば、プロ野球も活性化すると思うのだが。