スベったエレベーター

G20夕食会での安倍首相のミス発言が参院選に影響を与えようとしているという。安倍は大阪城復元の際にエレベーターを設置したことについて「1つだけ大きなミスを犯した」と指摘した。安倍はジョークのつもりだったのかもしれないが意味不明。会食者らもポカンとしていたから勿論通じなかったのだろう。でも、障がいがある人や高齢者への配慮に欠く発言だと批判が広がっている。立憲民主の枝野や国民民主の玉木が早速参院選の争点にしようと乗り出した。こんな些細なことを参院選の争点にする野党など最早不要の存在と言うべきだろう。コンクリート製の大阪城が再建されたのは約80年前だ。今改修中の熊本城や名古屋城のエレベーター設置の是非ならまだ分かるのだが。どう考えても大阪城のエレベーターと障がい者は無関係だ。自分も一度数十年前に大阪城に上ったことがある。木製かと思っていたら何とコンクリート製、しかも内部にエレベーターが設置されていたのでエッと驚いたことを思い出した。ひょっとしたら大阪城は木製で再建されたのかと安倍は思っていたのかもしれない。