偏向するマスコミの報道

大阪拳銃強奪事件の犯人が箕面の山中で捕まった。拳銃を持った犯人が近所をフラフラしていたのでは住民はたまったものではない。さぞかし、ホッとしたことだろう。犯人は33歳だった。でもマスコミの報道が変だ。テレビと大新聞は犯人の父親の名前を伏せているが、一部のスポーツ紙は載せている。父親は関西テレビの常務だという。本来、犯人が成人であれば父親は事件とは無関係。当然公表すべきものではない。だが、この父親は関西テレビの常務だ。主要テレビ局の常務を私人とみるべきか公人とみるべきなのか意見が分かれるところだ。常識的に公人とみるべきだと思う。テレビと大新聞の見識は偏向している。身内に遠慮しているのか、または身内を庇っているのだろう。マスコミの使命は真実を明らかにすることだ。最近のマスコミは忖度が激しい。マスコミの偏向度合いがこの報道内容からも窺うことが出来る。