旭日旗への感度

先日、中国人民解放軍海軍創設70周年記念国際観艦式のニュースが放映された。旭日旗を掲揚した日本の護衛艦が青島港に入港した姿が捉えられている。日本人の自分が???と感じた。中国と韓国にとって、旭日旗は戦時中の日本の残虐さの象徴だったはずだ。旭日旗がサッカー会場にあるだけでも問題視されるほどだった。ところが、その中国が旭日旗を掲揚した日本の護衛艦の入港を歓迎している。抗議する姿は全く見られない。一瞬どうなっているのかと思った。でも、すぐ納得した。中国はトランプから貿易戦争を仕掛けられている。だから日本と仲良くするのが得策と考えたに違いないと。更に納得したことがある。中国による旭日旗への異常な拒否反応は、中国政府のボロを隠すための反日プロパガンダに過ぎなかったことが証明されたことだ。中国の反日運動も同根だ。トランプの無理強いで日中関係が改善するのなら、捨てたものでもないなとも思えてきた。中国の反日を真似た韓国は、それでも貫くのだろうか。一方北朝鮮はロシアに接近している。韓国は世界から見向きもされない道を自ら歩もうとしているように映る。