パワハラの逆襲

昨年の全日本選手権で優勝し復活した伊調馨選手が相変わらずパワハラを受けているようだ。4月のアジア選手権に伊調チームが要望した田南部コーチの帯同が認められなかった。五輪目前に伊調選手は独りで戦うことになる。アマレス協会はシステム上簡単に田南部コーチに委嘱状を出せないという。だが、協会は伊調問題で栄コーチを辞任させたが、あの「伊調は選手なんですか?」発言をした谷岡副会長を温存している。谷岡の逆襲と見るべきだろう。一方体操協会はあの宮川選手に、反省文を要求したという。塚原夫妻のパワハラは明かだった。でも、ナンチャッテ第三者委員会がパワハラは無かったと結論した。第三者委員会の調査が塚原周辺に偏っていたことは既成の事実だ。パワハラの塚原夫妻は健在で再び猛威を振るい始めた。スポーツ協会の体質を健全化させるのは鈴木大地スポーツ庁長官の仕事なのだが、寝ているのだろうか、それとも寝たふりをしているのだろうか。