ゴルフルール改正悲喜交々

国内女子プロゴルフツアーが始まった。ダイキンオーキッドレディス2日目に早速初の失格者が出た。濱田茉優選手だ。濱田は11番ホールで球が見つからず、元の場所に戻ろうとしたときにボールが発見された。そしてその球を打った。ところがその時点ですでに捜索時間が3分以上経過していた。今年1月のルール改正で捜索時間は5分から3分以内に短縮された。オーバーすれば紛失球の扱いとしなければならない。結果として誤球となりアテスト時に失格となった。プロであれば、決してしてはならない選手自身の勉強不足であった。一方、アマは楽だ。パット時に旗竿を抜かずにプレーすることが可能になった。自分は、旗竿があった方がパットし易い。ホールに入れようとするといつもショートする。旗竿があると旗竿にぶつける気持ちになればよい。そう言えば、ゴルフの本に、ホールは穴と思わずに、穴の上にビール瓶が立っていると想像しろ。そのビール瓶に当てることだけを考えろ、と書いてあったことを思い出した。たかがルール、されどルールと思った次第。濱田には、これを糧として女子プロNO1のルール通になって再起することを願いたい。