賃金は下がるが物価は上がっている

亀田の柿の種の内容量が以前に較べ少なくなった。そう言えば海苔ピーも少なくなった。所謂ステルス値上げというやつだ。狡いと思う。でも、値上げは企業のブランドイメージに大きく影響するから、次善の策としてステルス値上げをするのは分からなくもない。ところが、スタバやカルビーが値上げを発表し実施し始めた。円安による原材料費の高騰や人件費のアップが原因だという。安易な値上げだと思う。単なる値上げは自分の首を絞めるだけだ。値上げの前に、商品価値を向上させることによる高価格化をはかり、コストアップ分を吸収すべきものだと思う。一方で、実質賃金は下がっている。賃金は下がり、物価が上がっている。今時アベノミクスと声高に言う輩は皆無になったが、アベノミクスは企業が儲かり、賃金が上昇し、そして物価が2%上がるという謳い文句だった。安倍政権には、実質賃金を上昇させる責務がある。そのための有りと有らゆる方策を早急に打つべきだと思う。