大阪ダブル選の是非

大阪でダブル・クロス選挙が浮上している。大阪府知事と大阪市長は共に年末に任期を終える。でも、大阪都構想の住民投票の是非について民意を問うため任期終了前に辞任し選挙で問うという。しかし、同一人物が再選されると、任期は延長されず年末までとなるので、松井府知事と吉村市長が入れ替わり出馬するという。一言で言うと、税金の無駄遣いだと思う。更に一言付け足すと、職権の乱用・私物化だとも思う。二重行政を解消するための大阪都構想はグッドアイデアだが、やり方が間違っている。府知事も市長も、まずは任期中に大阪都構想の素晴らしさを選挙民にアピールすることに集中すべきだと思う。そして年末の選挙でその是非を問えばよい。もし選挙に勝てば住民投票に進めばよい。万一負ければ己の説得力の無さと努力不足を嘆けばよい。選挙の前倒しなど甚だ烏滸がまし過ぎる。