光回線速度のアップを

日本の通信環境が悪化しているとのニュース。光回線の速度がOECD加盟36カ国中、日本は2015年の7位から2018年は23位に転落したとか。光回線の速度は産業競争力に直結する。次世代通信5Gは、もうそこまで来ている。5Gが始まれば、光回線の速度の差が、技術革新の速度差を生み各国間の経済発展の差となって現れることになる。光回線の速度は極めて重要だ。何故日本は23位に転落してしまったのだろうか。データは回線事業者とネット接続事業者の設備を経由する。接続装置は回線事業者が担うことになっている。転落の要因は、7割の光回線シェアを持つNTT東西が接続装置への投資を絞っているからだ。一方NTTは平成29年3月期連結決算で8000億円の最高益を上げている。簡単に言うと、NTTは利益を貯め込むだけで、我が国の経済発展の足を引っ張っているということだ。日本企業の典型例だ。NTTは未だに半官半民企業。政治主導で投資を促すべきだと思う。