スマホが時代を作る

日経MJの2018年ヒット商品番付が発表された。数年前までは、何がヒットしたのかがほぼ分かっていて、その序列に興味があった。ところが、今年は様変わりだ。20個の商品のうち、分からないのが9個もあった。初耳で全く理解不能なのが横綱のTikTokと大関のサブスクリプション。その他スマホペイ、Vチューバー、U.S.A.、カメラを止めるな!、日本橋高島屋SC、森ビルチームラボボーダレス等々。早速調べてみた。TikTokとは、10代を中心に浸透しているショートビデオコミュニティ。音楽に合わせてオリジナルの顔出し動画を作り投稿出来るサイト。サブスクリプションとは、定額制のこと。使用料金が数に対してではなく、一定期間内幾つでも使い放題のシステム。音楽、車、商品など広く浸透している。スマホペイとは、ローソンが始めた新しい決済システム。商品のバーコードをスマホで読み取るだけで決済が済む。Vチューバーとは、実像ではなく本人のバーチャルなキャラが登場するYouTube動画。何故今年は理解不能なものが多いのかが分かった。自分は今もガラケーだからだ。時代はスマホに移っている。いや、スマホが時代を作っていることを理解していなかったためなのだ。