大腸がんアレコレ

国立がん研究センターが、新たにがんと診断された人は86万7千人で、過去最多を更新したと発表した。部位別では大腸がんが胃がんを抜きトップに躍り出たとのこと。大腸がんは、食の欧米化が要因の一つで年々増加する傾向にあり、一方胃がんはピロリ菌感染者が減り減少傾向にあるという。大腸がんは殆どポリープから生まれる。でも、大腸がんは、がんの中でもタチが良い方だと言われている。便潜血検査と内視鏡検査で早期発見すれば殆ど治るからだ。治せるはずの大腸がんで毎年5万人もの人が死んでいる。おかしな話だ。でも、やはり内視鏡検査には抵抗がある人が多いのだろう。かく言う自分も内視鏡検査はいやだ。まだ、したことは無い。便潜血検査で異常が出てから考えようと思っている。一方でこの内視鏡検査のやり方でイグノーベル賞を受賞した人がいる。駒ケ根市にある病院の医師が、座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試して受賞した。座った方が簡単で痛くないとは言うが、ちょっと恥ずかしい。ちなみに、この病院ではこの方法は採用していないとのこと。でも如何に苦痛を和らげさせたいかの熱意が伝わってくる。試した先生には敬意を表したい。