カテゴリ:201809



30日 9月 2018
日本自動車工業会の豊田章男会長が、自動車関連税の大幅な軽減を求める税制改革を訴えた。自工会の試算によると、普通乗用車が支払う税金は、米国の31倍、英国やドイツと比べても2倍以上になるという。自動車税は極めて複雑だ。自動車取得税、自動車税、自動車重量税、揮発油税など9種類の税金があり、更に複雑にエコカー減税が絡んでいる。それに消費税が上乗せされる。素人には全く理解不能だ。唯一分かることは、二重課税になっていて違法状態にあるということだ。自工会の問題提起に期待をしたいものだ。一方で、純益2兆円ものトヨタは5年間も税金を払っていなかった事実がある。章男会長がトヨタの社長に就任したとき「税金を払えるようになって嬉しい」と発言したことがあるので、真実だろう。海外子会社配当の非課税制度や研究開発費の税額控除の恩恵を受けていたからだ。減税は大企業の為にあり、増税は一般庶民から吸い上げる仕組みになっている。声を挙げなければむしり取られるのが税金ということらしい。おかしい事はおかしいと発信しなければ世の中は変わりそうもない。
29日 9月 2018
ふるさと納税返礼品規制に対し、泉佐野市が総務省の押し付けだと反論した。同市の寄付金は135億円で全国トップだった。総務省のお達しは「返礼品は寄付金の3割以下、地場産品に限る」。一方同市の反論は「3割とする根拠が曖昧、地場産品に限ると自治体間で格差が生じる」から「3割の根拠と地場産品の定義を示せ」というもの。それに対し野田総務相の答えは「地場産品の無い自治体は無い」だけで、3割の根拠は示せなかった。所詮3割の根拠など示せる訳が無い。鉛筆舐め舐め適当に入れた数字であろうから。寧ろ、下手に根拠を示せば反撃を食らうのは目に見えている。地場産品の無い自治体は野田の言う通り無いかもしれない。しかし、魅力度には大きな格差がある。一律に地場産品でなければダメというのは強引過ぎる論法だ。それでなくても、魅力のある地場産品を有する自治体は、その地場産品で潤っているはず。野田の言いなりになると、益々自治体間の格差は広がってしまうことになる。野田の成すべき事は、過度な自治体間競争を抑制するルールを作ることだ。決して3割とか地場産品に限定することではない。内閣改造が間近だから、今更野田に文句を言っても無意味なのだが、せめて次期総務相には真面な対策を打ってほしいものだと思う。
28日 9月 2018
東京五輪の暑さ対策として突如浮かび上がったサマータイムの導入が見送られることになった。五輪の時期だけ導入するという案だから2020年に限り2回だけ時間を変更することになる。拙速で混乱は必至だ。バカな発案だったと思う。五輪委員会は真面な常識を持っているのだろうかと疑ってしまう。見送られて良かったと思ったのも束の間、今度は小池都知事が五輪後にサマータイムの導入をはかりたいと言い出した。夕方時間の活用で需要が増え、人生を楽しむ機会が増えるきっかけになるからだと言う。日本のサマータイム導入への最大の反対意見は、残業時間延長のブラック化だとは知らないのだろうか。お気軽な政治家だと思う。今やEUでは8割以上がサマータイム廃止に賛成している。導入理由であった省エネ効果が乏しく、かつ健康面での弊害が大きいことが分かったからだ。体内時計の狂いが睡眠障害や食欲障害、事故の増大、心臓発作などを引き起こすのだ。サマータイムの導入により1時間早く起床することと、従来タイムで1時間早く起床することは、体内時計にとっては全く違う。もし本当に小池がサマータイムの導入目的を達成したいと願うのであれば、都庁の出勤時間を1時間前倒しすべきだ。どうも豊洲にしてもサマータイムにしても、小池という人物は「お騒がせ人間」にしか見えなくなってきた。
27日 9月 2018
河野外相の写真が話題になっている。トロントでの女性外相の会合の記念写真に男の河野が一人で収まっているからだ。15人の女性外相の中に河野一人だから目立つ。当然話題になる。誰でも「どうして?」と思うだろう。ツイッターでは「ノコノコ出席して場違い」との批判もある。自分はこう思う。河野は余程女性が好きなのかもしれない。いや、オール女性による男イビリなのかもしれない。いやいや、ハンサムならば警戒するが河野だったので安心感が生まれたのかもしれないと。事実は、女性外相らがG7外相全員に声をかけたが、現れたのが河野だけだったとのこと。ここで一つの疑問が湧いた。他の外相らは何故来なかったのだろうか。きっと、外交交渉や情報交換を行っていたに違いない。それこそが仕事だからだ。果たして河野は女性外相らと仕事が出来たのだろうか。河野の話はさて置き、15人もの女性外相が存在することに驚いた。外相と言えば、政権のナンバー2の位置にある重要な役職だ。日本では目玉政策として女性活躍相が創設されたが、実態はお飾りで活躍している噂は聞いたこともない。河野は外相から女性活躍相に横滑りした方が本来の力を発揮出来るのかもしれない。
26日 9月 2018
今日は高校時代のクラスメートの昼食会だ。学年の成績トップ50を集めた特殊なクラスが編成された。当時から学年の中で浮いたクラスだった。卒業してからの同期会にも殆ど参加をしないから、かなり異質なのだろう。でも、反面クラスの結束は固い。毎年クラス会を開催する。毎年顔を合わせるのだが昨年頃から近所に住んでいる有志が月一の昼食会を始めた。男8人の武骨な集団だ。グルメオタクの二人が幹事をする。毎回違う店に集まり、食事を堪能し雑談を交わす。肝臓が悪い人がいるので気を遣って誰もアルコールは飲まない。ひたすら雑談に耽る。でも殆どが健康・病気が話題の中心になる。全員今年で72歳。何と病持ちの多いことかと思う。何某かの病気を経験したり、今も抱えていたりする。病気に関する意見交換会とも言えそうだ。だが、口に出して話してみるとスッキリする。端からは異様な集団に見えるかもしれないが、リフレッシュ効果は抜群だ。
25日 9月 2018
割り込んで来た車に道路を譲った時、その車がハザードランプを点滅させることがある。「ありがとう」という意味のサンキューハザードだ。怖そうな兄ちゃんが運転するトラックがサンキューハザードを点けると、意外な感じがして心が和むことがある。自分も割り込ませてもらった時は点けるようにしている。ところが、サンキューハザードは道路交通法上違反行為だからやたらと使うなと言う人もいる。確かに、道交法には、夜間、幅5.5m以上の道路に停車・駐車するときはハザードランプか尾灯を点けなければならないと書いてある。では法規に書いてないものは、してはいけない行為なのだろうか。渋滞の最後尾の車がハザードランプを点滅させたり、点滅しながら駐車する車はよく見る風景だ。これらは事故を未然に防ぐ行為であるから、寧ろ推奨すべきものだと思う。サンキュウーハザードは直接事故防止には繋がらないが、運転者の気持ちを安定させるから間接的には事故防止に繋がっているとも言える。車そのものは無表情だ。「気をつけてね」とか「ありがとう」と発信出来るハザードランプは優れものだと思う。これを使わない手は無いと思う。
24日 9月 2018
「絶対損はしませんよ」という甘い言葉に乗ってはいけないのは世の中の常識。こう甘い事を言って国民を騙したのが政府だ。民主党政権が騙し始めて安部政権も騙し続けている。太陽光発電の2019年問題だ。民主党政権時に誕生した住宅用太陽光発電の固定価格買い取り制度が来年期限を迎える。2019年以降は制度が無くなるから、太陽光発電を設置した家庭は、自家消費するか売電するかの選択に迫られている。東電から買うより太陽光発電の方が安いが、夜間電力を確保するには100万円程度の蓄電池を新設する必要がある。結果として太陽光発電では赤字になる。一方、売電の場合、太陽光発電は昼間しか発電しないので電力として扱いにくく電力会社は買い取りを嫌がる。買い取っても数円と言われている。これでは、何年経っても黒字にはならない。元々20年で採算が合うように設計されていたのに住宅用は10年で切ったから黒字になるはずがない。民主党政権が騙したのだ。それに加え安倍政権は制度終了を「自家消費型のライフスタイルへの転換を図る契機」と位置づけている。支離滅裂だ。酷い話だが、それでも放射能汚染の原発を動かすよりは増しだと思うしかない。
23日 9月 2018
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで大江選手が久々に優勝を果たした。でも、その陰でスコアカードの誤記で失格した選手もいた。蛭田選手だ。実際に5打だったのに4打と過少申告したからだ。これで、今季の国内女子ツアーでのスコア誤記は5回目になった。日本女子プロゴルフ協会は選手セミナーなどで全選手にも注意喚起をしていきたいとしている。でも何だか変だ。ゴルフのプロ選手は子供じゃあるまいし、対策が甘過ぎると思う。こんな事で選手に気を遣う必要は無い。寧ろ誤記をすれば失格に加えペナルティーを科すくらいのことが必要だ。選手にはスコアカードの提出が終わるまで、気が引き締まった心構えを身に付けさす厳しさを示すべきだ。最近は、ルールに精通していない選手もいるらしい。ライセンスを取ればこの先ずっとプロで通用する。それがおかしい。ルールは時々変更される。常にアップデートが必要だ。と言うことは、たとえプロになっても、定期的にルールの試験を実施すべきだ。試験に落ちればそれなりの罰を科す。ゴルフは技術だけで成り立っているものではない。ルールあっての競技なのだから。ひょっとすると、諸悪の根源はゴルフ協会がルールを軽視していることなのかもしれない。
22日 9月 2018
キャベツ丸ごとを包丁でバサッと切ると、隣に置いたキャベツが「ギャッ」と悲鳴を上げるという話を聞いたことがある。当時は「まさか」と思っていた。ところが、意外に嘘でもなさそうだ。埼玉大の研究者らが、植物の細胞が傷つけられた時の情報伝達システムを解明し科学誌Scienceに発表した。従来から、植物は虫に食われたり葉をちぎられたりして「身の危険」を感じると、苦味物質や虫を遠ざける作用を持つ物質を合成し、放出することが知られている。脳や神経を持たないはずの植物が如何にして危険を体全体に知らせるのかが疑問だった。研究によると、植物の細胞が傷つけられると、その情報はカルシウムイオンの波として全体に伝わるという。このカルシウムイオンのシグナルを引き起こしている物質も特定した。傷ついた細胞から流れ出たグルタミン酸が近くにある細胞のグルタミン酸受容体を活性化し、痛みのシグナルを連鎖的に伝える。グルタミン酸は人間や動物の神経伝達物質として使われている物質だ。植物は愛でて労らなければならないという気持ちが湧いてきた。
21日 9月 2018
安部の自民総裁選勝利にインパクトが無いことは昨日書いた。一日明けた今日は既にマイナスのインパクトになっている。当選を果たした安部は早速ポン友のトランプに会いに行くという。二人とも世界で最も信頼がおけない人物だから、同病相憐れむというか、類は友を呼ぶということだろう。会いに行くことがマイナスになっている。一方で内閣改造に向けて官邸がリークを始めた。石破派を冷遇するという。地方票の45%を獲得した実績を本当に切り捨てるのだろうか。やれば投票した人が黙っていないはずだ。改造の候補に挙がっているのは、利権屋の甘利元経済再生相、加計学園から賄賂を受け取った下村元文科相、政治資金スキャンダルで大臣を辞任したドリル優子こと小渕優子元経産相、ひょっとすると赤坂自民亭や神戸市議に圧力をかけて安部の足を引っ張った西村官房副長官も注目の的になるかもしれない。黒い奴ばかりだ。自分はこう考えた。安部はモリカケ問題を消そうとしている。だから、敢えて票の力に頼って胡散臭い友達を並べ立てたのだと。いい加減な推論だが、結構当たっているのかもしれない。結果は、見てご覧じろと言うことだ。

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