予防医療の大切さ

あのホリエモンが「防げる死を防ぐ」ことの大切さを「健康の結論:堀江貴文:KADOKAWA」に書いている。日本では科学や医学にまつわる情報が混沌としていて、重要な情報が周知されていない。この情報格差が寿命を決めていると主張している。その中の一つに「歯周病」を挙げている。軽い病気だと思っている人が多いが、悪化すると糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの疾病につながる恐ろしい病気だと警鐘を鳴らしている。だから歯をこまめにケアーするようにと呼びかけている。ドイツでは歯周病予防のため歯科で歯のクリーニングをしないと保険が適用されなくなるという。それほど予防医療が進んでいるようだ。一方で、画期的な歯周病治療法が日本で開発されたとのこと。床ずれや皮膚かいよう薬として科研製薬が販売してきたトラフェルミンを濃度を変えて適用すると確実に歯周病を治療出来るという。歯周ポケット部のプラークを歯周外科手術で取り除き、トラフェルミンを塗った後縫い合わせる。問題は、歯周外科手術ができる歯科医が少ないことと、歯科医の収益性が悪くなることと、薬価が1回分で2万円もするので歯医者が患者に勧めないこと。従って、多くの歯医者はトラフェルミン治療に無関心だという。自分は歯医者が大嫌いだ。死んでも行きたくないと思っている。しかしホリエモンの本を読んだら、死ぬ前には行っておこうかなと思った次第。