選手選定の基準は?

ロシアW杯のメンバー23名が発表された。ベテランが中心でサプライズも無く、大した期待も持てないと感じた。折角4月に監督が交代したのに新監督の西野カラーは見られなかった。いや経験と実績だけを重視するのが西野カラーなのかもしれない。西野は一体何を基準に選手を選んだのだろうか。本番で一つでも勝つことを前提にしたのだろうか。でも、それが期待出来るメンバーにはなっていない。試合に遠ざかっている選手、怪我をして充分機能しそうもない選手を選んで、海外で目を見張るほど活躍している選手は選んでいない。元々日本は格下だ。格下だからこそ、選手選出に冒険も必要だ。それも無いから誰しも期待はしない。メンバー発表で、国民のW杯への期待は一斉に萎んでしまったように見える。更に、西野はロシアの次を考えていないのではなかろうか。ロートルばかりでは、流れが切れてしまう。せめて1人くらいは次のW杯に繋がる若手を選ぶべきだったと思う。戦術的にも、時間が無いからいきなり3バックに変えるのは無理がある。やり慣れた4バックの中で監督の手腕を発揮すべきだ。試合は勝たなければ意味が無い。勝てば官軍だ。決勝トーナメントに出場する自信溢れた西野監督の姿を見たいものだと思う。