財務省の講習会s

財務省でセクハラ講習会が開かれたとのニュースを見た。セクハラして辞任させられた事務次官や、セクハラを受けた女性に名乗り出ろと言った官房長は言うに及ばず、ノーパンシャブシャブ事件以来、財務省のセクハラ体質は有名だ。中でも決定的だったのは麻生財務相が言い放った「セクハラ罪という罪は無い」との迷言。財務省のセクハラ体質が確定された瞬間だ。これを機に急遽財務省でセクハラ講習会が開かれることになった。ところが、ニュース画面を見ていると、受講が必要な肝心の麻生も官房長も受講していない。画面には森友問題の理財局長だけがクローズアップされている。はて、この講習会は公文書改ざん防止の講習会だったのかと勘違いしてしまいそうだ。それでもセクハラ講習会だと言い張るのならば、穿った見方をしてしまう。麻生も官房長も見識を更生させるには最早遅過ぎる。せめて将来最高幹部になるかもしれない若手には教育をしておこうと思ったのかもしれないと。気が長いのも財務省の特徴だ。財政黒字化の達成時期をまた先送りし5年も延ばした。目標達成のための心構えという講習会も必要なようだ。