異常な日本のマスコミ

昼間のテレビは、どのチャンネルに替えても平昌五輪絡みの北朝鮮報道一色だ。北は年初に突如選手を派遣すると表明。開会式の南北合同入場行進、女子アイスホッケーの混成チーム、応援団の派遣等、それだけなら南北融和で五輪を後押しする。ところが、制裁に抵触する万景峰号の入港、芸術団の派遣、金正恩の実妹金与正、金永南最高人民会議常任委員長、崔輝朝鮮労働党幹部の韓国入りなど、濃すぎる程の政治色だ。おまけに朝鮮人民軍創建70年の記念日を今日にずらし、平壌で大規模な軍事パレードだ。連日テレビが北を取り上げるから平昌五輪が霞んでいる。極めて異常な光景だ。テレビの司会者が「何故これ程までに北を取り上げるのでしょうか」と疑問を呈している。バカかと思う。取り上げているのはお前らマスコミだ。よその国のニュースを見てみろ。北を集中的に取り上げている国など一国も無い。と腹立たしく思う。どうやらマスコミは自分たちの異常さが理解出来ないようだ。平昌五輪の開会式は明日。早く始まってほしい。始まれば競技中継がメインになる。我々視聴者も北から解放されることになる。もっとも自分は既にこの種のテレビは見ないことに決めてしまったが。