仮想世界の仮想事件のよう

仮想通貨取引のコインチェックから580億円相当の仮想通貨NEMが流出し大騒ぎだ。たったの20分で盗み出し9口座に移転したとのこと。コインチェックのシステムが常時インターネットに接続されていたことが問題だったとテレビのコメンテーターは言っている。だが、コインチェックの出川のCMではないが、多くの人が「ヤバイよ、ヤバイよ、お兄ちゃん、わかんないったら、NEMれない」状態だろう。自分も、仮想通貨の概念も仕組みも分からないし、流出するとどのようになるのかも分からない。勿論使い方も分からない。でもハッカーの怖さだけは分かるような気がする。この流出事件で、コインチェックは流出先を追えなかったが、謎のホワイトハッカーが登場し、流出したNEMにタグを付けハッカーの口座を特定し監視を続けているとのこと。口座から引き出すと犯人が特定されてしまうため、ハッカーは換金出来ない状況にあるらしい。サイバー犯とサイバー探偵との知恵比べだ。出川並みの年寄りには、仮想世界の仮想事件のように映る。