紅白はNHKの負け

大晦日と言えばNHK紅白歌合戦。昔はそんな時代もあった。昨日のレコード大賞と同様に紅白歌合戦も見ることは無くなったが、どういう訳か今年は偶々後半だけ見ることになった。中身が随分変わったと思う。歌だけでなく、合間に録画が入る。テレビを観ている者にとっては、何の抵抗も無い。録画は歌のイントロなのだから。でも、劇場で直接楽しんでいる人にとっては、流れが細切れで違和感を感じたに違いない。司会のウッチャンや二宮くんや女の子は、上手く司会を熟していたと思う。だが、残念ながら、その上手い司会をもっても、次ステージとの繋ぎが間延びしていた。如何にも、NHKのプロデューサーか脚本家かディレクターかは知らないが、相当腕が劣っていると感じた。NHKの紅白歌合戦といえば、腐っても鯛で1年で最大のイベントだ。その最大のイベントで、頓馬な間延びを曝け出すとは、高給取りのNHKも地に落ちたものだと思う。世界では、日本の電車が予定より30秒遅れたことがニュースになると騒いでいる。テレビでは数秒でも遅れればクレームになる。日本はそういう世界だ。特に紅白の間延びは観ている者を白けさせる。今年は白が勝ったが、NHKには負けを宣告したい。