クレージーな日経電子版

長年日経新聞を購読しているが、年々記事の内容がお粗末になっている。通信社からの転用記事が多く、殆どインターネットで同じ内容を読むことが出来る。購読を続ける判断は、インターネットよりもペーパーに価値があると思うかだ。自分はインターネットで充分だから購読を止めようと思っているが、カミサンは躊躇している。決心するにはもう少し時間が掛かりそうだ。因みに、日経新聞の朝刊・夕刊セットの購読料は4,509円もする。このセットに電子版をプラス1,000円で付けられる。でも、ペーパー購読を止め、電子版だけにすると、何と4,200円。殆どペーパーとペーパーレスとは価格差が無いのだ。新聞社から見れば紙代は只同然の扱いになっている。実際に紙が安い訳ではないから相当無理をしているのだろう。コスト的に電子版に移行したい気持ちは分からなくもない。だが見方を変えると、電子版が如何に高いかが実感出来る。ところが、驚くことに日経電子版を今秋から一気に700円値上げし4,900円にするという。只で見ることの出来るインターネット記事との競争であるのに、何と4,900円も払えと言う。日経はクレージーとしか言い様がない。記事の信憑性まで怪しくなってきた。