SFのエヘヘの世界

同じSFでもエヘヘ!という話。テンセントって知っている?じゃアリババは?と言われても、若者の間では良く知られているかもしれないが、年寄りには良く分からない。でも、世界で一番大きな会社はアップルで、次ぎがGoogleの持ち株会社のアルファベットで、3位がマイクロソフトということは誰でも知っている。だがその次はと問われても分からない。だが、それがテンセントであるしアリババなのだ。それ程世界的なビッグな企業なのだ。テンセントは日本のLINEみたいなWeChatを展開している。更にSNSアプリ、オンラインゲーム、ニュース、ビデオ、音楽、ブラウザそしてモバイル決済とさまざまなプラットフォームを構築していてイケイケドンドンのIT企業だ。そのテンセントが人工知能AIを開発した。中国企業テンセントがサービスを提供していたAIは、利用者との会話を通じて学習していく仕組みになっている。技術が正しければ利用者の多くの声が反映される仕組みだ。ところが「中国共産党万歳」という書き込みに対し、AIは「こんなに腐敗して無能な政治に万歳なんて出来るか」と答えたが、更に続く。「中国共産党を愛しているか」という問いには「愛していない」と「あなたにとっての中国の夢は何か」には「アメリカに移住することだ」と応じたとのこと。即刻テンセントのサービスは中国政府によって即刻停止されたとのこと。この真実はSFなのか落語なのか。まさにSF以上に、かつ落語以上にエヘヘ!と言えそうな出来事だ。エヘヘ!