子供の日に思うこと

今日は子供の日。柏餅や鯉のぼり。子供である孫たちが我が家に集まり楽しく過ごしている。それはそれで幸せなのだが、今日だからこそ「孫たちの将来」を真面目に考えてみようと思う。先月小泉進次郎たちが子供たちの将来を考えて「こども保険」の創設を提案した。提案の趣旨は下記の通り。「目的は子育て世代の負担の低減。年金、医療、介護には社会保険があるが、子育てには社会保険がない。厚生年金保険料に付加して、企業と勤労者から保険料率各0.1%を徴収。国民年金加入者にも月160円の負担を求める。財源規模は約3400億円となり小学校就学前の児童全員に、現行の児童手当に上乗せして月5千円のこども保険給付金を支給する」というもの。だが、反対も多い。現在、既にサラリーマンは「子供子育て拠出金」という見えない税金を払わされている。「子供子育て拠出金」は従業員の子供の有無に関係なく徴収される。見えない税金だと言われる由縁だ。確かにその通りかもしれないが、その前に高齢者と子供の処遇程度を鳥瞰的に見るべきだと思う。日本は間違いなく高齢者優遇に偏っている。だが、高齢者を大切にすることと子供を大切にすることは同等だ。政治家は票に繋がる高齢者に甘いのが実情。でも、小泉たちは票に繋がらない子供を大切にするこども保険を打ち出した。間違いなく日本の将来を見通した賢明な政治活動だと思う。