道の駅の浮き沈み

ドライブ旅行に出かけると、道の駅に立ち寄るのが楽しみの一つになっている。南房総には道の駅が多い。安房天津から白浜経由で木更津に行く道には、何と12もの道の駅がある。先ずは大きな鯨の骨のオブジェのある和田浦WA/O!に立ち寄った。オープン当時は品数も豊富で混み合っていたが、今日は人影も疎ら。勢いを失っていた。最近は道の駅など流行らなくなったのかと思いながら次の道の駅ローズマリー公園に着いた。嘗ては小さかった売店が大幅にリニューアルされ、大きなはなまる市場に変わっていた。中に入って驚いた。品数が豊富で、特に地物野菜の種類の多さと新鮮さが際立っていた。カミサンは思わず衝動買いに走った。周りを見ると野菜を山盛りに入れたカゴを3個も抱える人がいた。きっと近所の飲食店の買い出しに違いない。それほど新鮮でかつ安い。近所の農家も客もウインウインの関係にある。いや、はなまる市場も儲かっているだろうからウインウインウインと言えそうだ。干物は次の潮風王国で買うことにした。魚類はここが一番だ。中に入って驚いた。客が殆どいない。閑散として静まりかえっている。嘗ての面影は全くない。観光バスは1台も止まっていない。花と野菜の売店には商品が疎らに置かれている。仕方なく、鯵の干物3枚を買って早々に退散した。帰る途中にピネキに寄った。食べログに「館山に来たら、絶対食べたいピーナツソフト」とあり高評価だ。ピーナツ味のソフトクリームは案の定美味しかった。千葉の名産品が落花生であることを再認識させてくれた。南房総は暮らし易そうだ。