カテゴリ:201701



31日 1月 2017
管理栄養士さんのブログが面白かったので、それを参考にこのブログを書いてみた。お酒を飲むとトイレが近くになるが、お酒の種類でトイレの回数は変わるのかを考察している。要約すると以下の通り。普段は利尿を抑える「抗利尿ホルモン」の働きによって尿の量を減らし、身体の中の水分量が一定に保たれるようになっている。アルコールには抗利尿ホルモンの働きを抑える作用があり、必要以上の水分を出してしまうからトイレが近くなる。排泄される水分には3種類ある。抗利尿ホルモンの働きの抑制により、まず血液中の水分が排泄され、浸透圧が上がるため細胞内の水分が血液中に移行し排泄され、最後にお酒に含まれていた水分が小腸で吸収され排泄される。だから、飲み過ぎると脱水症状を起こすこともある。アルコールを分解するためにも水分は必要なため、水分補給をすることは、二日酔いの対策にもなるとのこと。カリウムは新陳代謝を活発にするため、利尿作用を促進する。カリウムを多く含むビールや赤ワインは利尿作用が強い。ホップも利尿作用があるので、発泡酒よりもビールの方が強い。カフェインにも利尿作用がある。緑茶やコーラなどで割ったお酒はさらに利尿作用が強くなる。自分は、緑茶割りの焼酎とビールを飲むことが多い。今後は「ウコンの力」だけに頼らず、お酒を飲むときは水分をこまめに摂ることにした。
30日 1月 2017
米ミネソタ大学の研究チームが、ウコン(ターメリック)の主成分であるクルクミンについて「体内に吸収されない為、薬効は生じえない」とする研究を発表した。即ちウコンが二日酔いに効くというのはプラシーボ効果だと言う。二日酔いには効かないと言うのだ。まさかと思った。自分は数年前のある飲み会で、飲み過ぎて生まれて初めてほぼ意識を失った。勿論サルでも反省するから反省している。その後の飲み会で初めて事前に「ウコンの力」を飲んだ。それまで、その種のものに頼ることは無かった。だが一度試しに飲んで「ウコンの力」の実力を知った。間違いなく、肝臓の負担を和らげる。翌朝の体調が良いことを体験した。ウコンは二日酔いに効くことを確信した。では、何故ミネソタ大学は「ウコンは二日酔いに効かない」との結論に至ったのだろうかを考察してみた。あくまで自分の推論ではあるが、ミネソタ大学はウコンに含まれるクルクミンを精製し、クルクミンだけの効果を評価したのではないのだろうか。ウコンは昔ながらの生薬で薬効は知られている。だが、ウコンの成分は極めて複雑だ。ウコンには5%のクルクミンと5%のエッセンシャルオイルが含まれている。クルクミンには2つの互変異性体があり、環境で変わる。更にエッセンシャルオイルが曲者で、数々の薬効が知られている。この研究は、ウコン=クルクミンと設定したことに誤りがあったのではないかと推定される。勿論自分もウコンの効果=クルクミンと思っていたが、そうではないようだ。ウコンに含まれるエッセンシャルオイルこそが、二日酔いにに効く素だったのではないかと推測した。ミネソタ大学は解明出来たので、これ以上の研究は無意味だから止める言っている。不遜な態度だと思う。ウコンの研究を継続すべきだ。ウコンは研究に値する植物であると思う。
29日 1月 2017
全国で高齢ドライバーの自動車事故が相次いでいるという。マスコミは最近高齢者の事故が急に増えていると報道しているが、本当だろうか。警察庁交通局の報告書「平成27年における交通事故の発生状況」によると、この10年右肩下がりで事故は減っている。決して増えてはいないのが事実だ。年齢層別の交通事故死傷者でみると、20代は70代の3倍もある。免許保有者10万人当たりの交通事故件数は、20代がトップで、80代が続いている。このデータを見る限り、20代の交通安全再教育が最優先されるべきだと思うが、的は高齢者に絞られている。マスコミの加熱な報道は少し恣意的に思えてならない。国交省が高齢者をスケープゴートにして、自動運転や自動ブレーキの技術開発を推進しようとしているようにも見える。しかし、確かに年を取ると動作が鈍くなるし、認知症の恐れもある。最近は認知症テストで免許返納を呼びかけている。返納しても生活に支障の無い人はよいが、支障の出る人を如何に救済するかは考えられていない。縦割り行政の欠点の最たるものだと思う。高齢者の事故撲滅一つをとっても、総合的に対策を取る仕組みも無いし、人物もいない。国交省と厚労省と総務省を連携させる横串行政は、何故出来ないのだろう。
28日 1月 2017
あのソフトバンクの松坂大輔投手の体型が見違えるほど変わったようだ。昨年までは腹が出てプンプクリンの顔はまるでメキシコのゴンザレスおじさんという感じだった。ところが10kg減に絞られて精悍になったとのこと。松坂投手は2年前にSBと3年契約年俸4億円の契約をしたが、戦績はさっぱり。2年前は2軍戦1試合に終わり、昨年は1軍戦1試合のみ。しかも、1イニングを投げ、3安打4四死球で5失点という惨憺たる成績。それをニュースで見たが、まさにゴンザレスおじさん。腹につっかえて腕が振れない。投げた反動で体がクルリと1回転しそうな程、自分の体がコントロール出来ない。不摂生を絵に描いたような体型だ。投手として投げる以前の問題だ。最早松坂投手もこれまでかと思った。だが、オフに実戦を積むためにプエルトリコのウインターリーグに参戦した。これが功を奏したようだ。実戦を積み重ねながら精神力で減量に成功したのかもしれない。若しくは、間食が出来ない環境にあったのかもしれない。理由はどうあれ、嘗ての力強い投球術が戻ってきたようだ。春季キャンプがもうすぐ始まる。今年こそSBに恩を返すシーズンにしてほしいものだと思う。
27日 1月 2017
選抜高校野球の32出場校が決定した。今大会は強打者が目立つという。早実の清宮を筆頭に、履正社の安田、日大三の金成、智弁の太田と福元、福岡大濠の古賀等々、数え上げたら切りが無い。センバツは各地方大会の優勝校が顔を揃えることになる。それにプラスされるのが21世紀枠。21世紀枠はその名の通り2001年から始まった。秋季都道府県大会でベスト8または16以上の学校の中から、恵まれない環境、他校や地域に良い影響を与えているなどの理由で認められた高校が3校選出されることになっている。今年は、岩手の不来方、岐阜の多治見、高知の中村が選ばれた。多治見はグランドが他部と共用のため普段は内野部分しか使えないハンデを克服し岐阜大会で優勝した。中村は部員が16名。名門の進学校だが、高知大会で明徳義塾を破り優勝した。更に凄いのが不来方だ。部員がたったの10名しかいないが、岩手大会で準優勝を勝ち取った。監督は打ち勝つことに的を絞った。練習時間は平日約2時間、土日は4~5時間と短いが、人数が減ったこともあり一人当たりの打ち込み数が以前の30~40球から200球以上にアップ。それが功を奏し4試合で計26得点をたたき出したとのこと。守備練習も真剣だ。後逸すれば自分が取りに行かねばならない。その分練習時間が減ってしまう。練習効率を落とさないためには、1球への集中力が必要だ。主将は「10人だけだから弱いとか勝てないと思ったことは一度もない」と言い切っている。まさに逆境を乗り切りプラスに変えた21世紀枠チームだと思う。是非とも甲子園での初戦突破を願いたいものだ。
26日 1月 2017
原発事故で福島から横浜市に避難した男子生徒のいじめ認定が問題になっている。この子のいじめられ歴は長い。第三者委員会のレポートによると経緯は下記の通り。小2の時に横浜市に転校し「○○菌」といじめられたのが始まり。その後鉛筆を折られ蹴られたりプロレスごっこでいじめられ不登校を繰り返した。小5の時に家から150万円を持ち出し、いじめ役10人と一緒にゲームセンターなどで遊び、費用を全て負担した。その時はいじめは無くなったが再発したため卒業するまで再び不登校になった。中1になって、親が横浜市に訴え、教育委員会の第三者委員会が調査した。第三者委員会は、支払いはいじめから逃れるためだったと推察できるとしながらも「おごりおごられ行為」として「いじめ」とは認定しなかった。それを受け教育長が「いじめと認定するのは難しい」と発言。その発言に林横浜市長は「内部検証の途中で、結論めいた発言をするのはおかしい」と教育長を叱っている。第三者委員会の答申を見て横浜市長が判断し、3月末に結論を出す予定のようだ。「いじめ」があったことは間違いない。問題は150万円のおごり代をいじめと見るか見ないかだ。平らな目で見ると150万円はカツアゲそのもの。カツアゲは恐喝による金品の巻き上げ。誰が見ても悪質ないじめに見える。第三者委員会も教育長も市長も頭が狂っているとしか思えない。いじめが無くならない理由が見えてきたような気がしてきた。
25日 1月 2017
ドライブ旅行に出かけると、道の駅に立ち寄るのが楽しみの一つになっている。南房総には道の駅が多い。安房天津から白浜経由で木更津に行く道には、何と12もの道の駅がある。先ずは大きな鯨の骨のオブジェのある和田浦WA/O!に立ち寄った。オープン当時は品数も豊富で混み合っていたが、今日は人影も疎ら。勢いを失っていた。最近は道の駅など流行らなくなったのかと思いながら次の道の駅ローズマリー公園に着いた。嘗ては小さかった売店が大幅にリニューアルされ、大きなはなまる市場に変わっていた。中に入って驚いた。品数が豊富で、特に地物野菜の種類の多さと新鮮さが際立っていた。カミサンは思わず衝動買いに走った。周りを見ると野菜を山盛りに入れたカゴを3個も抱える人がいた。きっと近所の飲食店の買い出しに違いない。それほど新鮮でかつ安い。近所の農家も客もウインウインの関係にある。いや、はなまる市場も儲かっているだろうからウインウインウインと言えそうだ。干物は次の潮風王国で買うことにした。魚類はここが一番だ。中に入って驚いた。客が殆どいない。閑散として静まりかえっている。嘗ての面影は全くない。観光バスは1台も止まっていない。花と野菜の売店には商品が疎らに置かれている。仕方なく、鯵の干物3枚を買って早々に退散した。帰る途中にピネキに寄った。食べログに「館山に来たら、絶対食べたいピーナツソフト」とあり高評価だ。ピーナツ味のソフトクリームは案の定美味しかった。千葉の名産品が落花生であることを再認識させてくれた。南房総は暮らし易そうだ。
24日 1月 2017
車のお守りを兼ねて、1泊旅行に行くことにした。行く先は南房総。毎年1回以上は行っているから10数回目になる。もう殆ど行き尽くした感がある。先ずは宿探しから始まった。我が家はリピートせずに新規の宿を探す傾向が強い。当たり外れに拘るよりも好奇心が旺盛なのかもしれない。かつ露天風呂付き部屋を好む。気兼ねなく、いつでも好きなときに浸かることが出来るし、開放感もありリラックス出来るからだ。しかも、天然温泉の露天風呂に拘っている。湯上がりの肌のツヤツヤ感が全く違う。今時そんな条件を満たす宿は極めて少ない。ところが、探してみるものだ。あったのだ。安房天津のとある宿。海岸の縁に建ち、部屋からは太平洋が一望出来る。露天風呂から大きな海原を眺めているだけで、来て良かったと思った。更に、夜になると空には一面の輝く星。外は今年一番の冷え込みで寒かったが、久しぶりの豪華な星空を見て嬉しくなった。宿に行く途中に濃溝の滝に立ち寄った。去年SNSで爆発的に人気観光地になったあの滝だ。数年前に通ったときには駐車場も売店も無かったが、整備されて今は観光客が団体で押しかけて来る。確かに幻想的な風景だ。ジブリの世界という定評も頷ける。帰路の木道も風情があった。蛍が生息しているというから水も綺麗なのだろう。今日は草木にツララが下がっていて趣があったが、蛍の季節は更に幻想度がアップするに違いない。どうやら、宿も観光も行き尽くすことはなさそうだ。
23日 1月 2017
文科省の天下り斡旋の隠蔽工作がバレて問題になっている。問題は悪質だ。文科省職員が再就職斡旋を行い、元高等教育局長を早稲田大学教授に天下らせた。現役職員が再就職を斡旋することは、国家公務員法で禁じられている。文科省はその法律を重々承知の上で、OB職員がやったように隠蔽をはかった。早大総長も文科省に口裏を合わせたのだから、開いた口が塞がらない。法律を知らなかったでは済まされない。国家公務員の再就職を支援する政府の官民人材交流センターなるものがある。ところが、発足以来文科省の利用者はゼロ。この天下り事件を契機に、再就職等監視委員会が調査した結果、文科省の天下りには人事課中心の現職ルートと人事課OBによるOBルートの2系統があることが判明したとのこと。2系統もあることも驚きだが、今まで再就職等監視委員会が何も監視していなかったのも驚きだ。きっと官民人材交流センターも再就職等監視委員会も天下りの巣窟なのだろう。これを契機に、全省庁の天下りの実態把握と違法性を追求する必要がある。でもそれは対症療法に過ぎない。天下りの元凶は、事務次官を頂点とするピラミッド型の官僚組織にある。ピラミッド型ゆえ、多くの官僚は定年を待たずに省から排出されてしまう。まずは天下り先の特殊法人などを順次縮小し、その歳費を充てて排出されない人事・処遇の仕組みを作るべきだと思う。
22日 1月 2017
大相撲の人気が若貴フィーバー以来再び盛り上がり、連日満員御礼が続いているようだ。一時は八百長や横綱審議会の問題で、人気がすっかり落ち込んでしまった。その頃から、自分は殆ど大相撲のテレビ中継を見なくなってしまった。だから、最近の四股名を見ても力士の顔が浮かばないし、それ以前に読めない四股名が多い。ウィンブルドン現象で多くの外国人力士が活躍している。それはそれで良いのだが、大相撲は国技なのだから、一人くらいは日本人の横綱がいてもいいのにと思っていた。大関稀勢の里が優勝し、横綱昇進が確実になり、19年ぶりに日本人横綱が誕生することになった。でも場所前に横綱昇進の話などは無かった。横綱審議委員会が横綱に推薦する内規は「大関で2場所連続優勝か、それに準ずる成績を挙げた力士」。稀勢の里はその内規を満たしていない。ところが、この1年間の勝率は82%と極めて高い。若貴以降の歴代横綱で、貴乃花の88%に次ぐ成績を残している。若乃花、武蔵丸、朝青龍、白鵬、日馬富士は2場所連続優勝で昇進したが、勝率は稀勢の里に劣る。偶々連続優勝出来たので横綱になれたとも言える。審判部は14日目で横綱昇進に異論が出ず、理事長は千秋楽の白鵬戦の内容を見て判断するとの姿勢をとっていた。いずれにしても安定した実力を評価し、内規に拘らず横綱昇進を認めたことは、大相撲界にとって、大きな前進だと思う。その柔軟さが大相撲に再び活気をもたらすのかもしれない。

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