保育園、除夜の鐘、餅つき

保育園に続いて、除夜の鐘や餅つきが問題になっている。母親が働き始めたから、保育園の絶対数が不足している。行政は待機児童解消のため、保育園の新設を急いでいる。ところが、住民の反対に遭い頓挫する建設も多い。理由は、園児の声と自動車。自動車は駐車場の確保とかルール作りなどで対処できるかもしれないが、問題は園児の声。何と年寄りが園児の声がうるさいと猛反対している。少子化が進み日本全体の問題になっているのに、年寄りの我が儘が横行している。園児の声は天使の声だ。こういう年寄りは一度山奥で暮らすべきだ。他人の有り難さが分かってから戻ってくれば良い。除夜の鐘も同じ状況だ。住民はうるさくてはた迷惑だとクレームをつける。1年に1回位煩悩を流すために、除夜の鐘を聞くのは身のためにもなるはずなのに。住民と寺が疎遠になっているのが最大の要因かもしれない。コミュニティが形成されていない。だから騒音にしか聞こえないのだろう。餅つきは食中毒が心配だからと自粛や中止を迫られているという。確かに今年はノロウイルスの当たり年。心配する気持ちも分からなくは無い。でも伝統文化である年末の風物詩をノロウイルス如きのために中止に追い込まれるとは情けない。対処法はある。衛生管理を徹底すること。今年に限って必ず火を通した餅を食べること。保育園も除夜の鐘も餅つきも、クレームが優先し過ぎている。クレームが少しでもあると止めてしまうのでは、そのうち何から何まで消滅してしまう。個々の問題を解決しながらやり続けるのが、大人の知恵と言うものだろうに。