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31日 12月 2016
大晦日の仕事が定番化してきた。窓と車の掃除。寝具の移動。これが済めば、のんびりとテレビを見ながら大晦日の夜を迎えることが出来る。外から窓ガラスと網戸に水を吹きかけて、スキージーでこすり取る。4間分だから大変なようでも簡単。ホースの収納が少し面倒くさいだけ。車の掃除も、新車の頃はマメにやったものだ。でも、既に7年目となると滅多にやらなくなる。今日は1年間の感謝を込めてお疲れ様とばかりに念を入れ、全体をシャンプーしてあげた。年に数回は子供たちや孫が一斉に揃って我が家に泊まりに来る。特に全員集まる冬の正月は、迎えるための布団を日に干すことから始まる。そして2階から1階に、1階から2階へと移動する。帰った後に再び日に干す。そして再び上下の移動が始まるのだが、すぐにはしない。体力と相談しながら数日かけて戻すようになった。少し年寄りの知恵がついたのかもしれない。いつもの大晦日はこれで終わるのだが、今日はカミサンが庭の花を取ってきて活けた。昔の自分であれば興味などない。でも、この数年間、義母にお茶を習った際に活け花を習ったので、花の活け方が気になって仕方ない。カミサンには何も言わず、そっと自分なりに直してみた。勿論これは我が家のトップシークレット。そして、今年1年が終わることになる。
30日 12月 2016
20年ぶりくらいに日本レコード大賞のテレビ中継を見た。ミスチルが大賞を辞退した20数年前頃からレコード大賞に興味が無くなったからだ。その後ニュースで、小室哲哉や浜崎あゆみやEXILEらが連続受賞したことは知っている。この間殆ど見ていないが、もし見ていたとしても、受賞の瞬間かニュースでだ。20年以上前は、誰が選ばれるのだろうかと興味があった。多分、日本中の多くの人が自分と同じように興味を持っていたと思う。ところが、20年前頃から潮目が変わった。選考基準が所属プロダクションの力次第に変わったと感じる。だから、自分も含め多くの人が興味を失ったのだろうと思う。一見華やかそうだったが、毎年視聴率は下がり、今は見る影も無い。今年は1億円でレコード大賞を買うという噂のある作品が外された。大賞にノミネートされたのは10作品。残念ながら、1作品も聞いたことはなかった。その理由が、自分の勉強不足の所為なのか、流行らなかった作品の所為なのかは分からない。いずれにしても、最早来年も日本レコード大賞授賞式が開かれるという確約は無いほど低迷している。これは国の衰退と似ている。利得権者が国の権力を握った時に衰退が始まり、そして消滅していく。金の力ほど恐ろしいものは無い。
29日 12月 2016
今日はテニスクラブの忘年会。自分にとって今年の最初で最後の忘年会になる。思い起こすと、会社勤めの頃は忘年会が多かった。自己最高記録は30回以上。その頃の忘年会は11月下旬から始まった。12月には、一日に3つの忘年会が重なったこともある。正確に言うと、会社勤めだからではなく、高度成長期の時代だったからと言うべきなのかもしれない。あの時代は、どの会社でも縦と横の繋がりを大切にしていた。所属グループの小旅行や会社全体の運動会などが定期的に行われ、団結力が問われ、そして示したものだ。良き時代だったし、今でもその繋がりは続いている。そして時代は変わった。まず忘年会に参加する意義が問われる。このグループに沢山参加したかしら。自分の影響力はあったかしら。参加しても不自然では無いかしら。自問して参加不参加を決めることになる。これ程の関門があるのだから、参加者が少なくなるのは当然だ。でもカミサンと自分は、今ではテニスクラブの最古参。大手を振って参加してもおかしくはないが、少しためらう。でも参加することにした。勿論、参加をためらう人も誘ってみた。結果はグッド。多くの人が集まり、盛り上がったひと時を楽しんだ。自分自身が酒に酔い、ひと時を楽しんだだけではなく、尻込みをしていた人自身も楽しんでいる様子を見て嬉しくなった。また来年も楽しく過ごせそうな予感がする。
28日 12月 2016
「貫くべき信念があります」とのタイトルがある河野太郎衆院議員のブログ。河野太郎は、歯に衣着せぬところが良かったのに、一昨年初めて入閣した時にブログ発信を止めたのにはがっかりした。そして昨年内閣改造で解き放されてブログを再開。「いろいろイロハな皆様へ」が面白い。それによると、日本年金機構はファイルを「アイウエオ順」ではなく「イロハ順」で整理しているとのこと。厚労省年金局によると、イロハ順を使う事務所の方が多いようだ。全国の年金事務所のうち、アイウエオ順を使っている事務所が114、イロハ順を使っているところが198事務所。何と年金局は江戸時代に生きているのだ。太郎さんが年金局に「不便ではないか?」と質問すると、不慣れな職員がトチらないように、各職員の机にイロハニ順を書き出した紙を貼り、保管ボックスにもインデックスを貼り付けているという。タイムスリップした世界が存在するのだと驚いた。でも、年金局の悩みはそこには無い。あまりにも膨大なデータを「イロハ」から「アイウエオ」に変えるには、コストと時間が必要とのこと。イロハに拘る年金局。アイウエオを主張する太郎さん。年金局の悩みや太郎さんの指摘も分からなくも無い。でも、この際一層の事、アルファベットに変えたらどうだろうか。パソコンの日本語もアルファベットで入力する時代だ。太郎さんにも、もう少し先を見る目を磨いて欲しいと思うのだが。
27日 12月 2016
佐川急便が連日マスコミを賑わさせている。配達中の駐車違反を隠すため会社ぐるみで身代わりを出頭させていたことがバレて、検察に略式起訴されたのは最近だ。そして、暮れの忙しいときに全国的に配達の遅延が発生しクレームの雨を浴びている。更に、テレビの情報番組では、配達員が荷物や台車を投げ飛ばすシーンが放映された。コメンテーターは配達員を非常識だと批判しているが、果たしてそれで済まされる問題なのだろうか。佐川急便という会社自体に問題があるのは間違いない。身代わり出頭も遅配もキレた配達員も、根っこは同じ。配達員不足が原因だ。逆に言うと、激増する荷物に対して配達能力が追いついていないという事だ。激増する要因はいくつかある。年末のお歳暮やクリスマス商戦。ネット購入の急増。配達先の留守による再配達等々。配達を主業務とする会社が、世の中の動きに対応出来ないというのは極めておかしい。経営トップがサボっていて、しわ寄せを全て既存の配達員に頼っている構図としか見えない。配達員にはノルマがあるだけ。残業規制も特別手当も無い。配達員にとっても佐川はブラック企業そのものに違いない。コメンテーターは荷物を投げ飛ばす配達員の裏に潜む問題をえぐり出し、陽の下にさらけ出すのが仕事だ。更に改善策を提案出来れば優秀なコメンテーターといえる。でも、そういう人は殆どいない。残念。
26日 12月 2016
保育園に続いて、除夜の鐘や餅つきが問題になっている。母親が働き始めたから、保育園の絶対数が不足している。行政は待機児童解消のため、保育園の新設を急いでいる。ところが、住民の反対に遭い頓挫する建設も多い。理由は、園児の声と自動車。自動車は駐車場の確保とかルール作りなどで対処できるかもしれないが、問題は園児の声。何と年寄りが園児の声がうるさいと猛反対している。少子化が進み日本全体の問題になっているのに、年寄りの我が儘が横行している。園児の声は天使の声だ。こういう年寄りは一度山奥で暮らすべきだ。他人の有り難さが分かってから戻ってくれば良い。除夜の鐘も同じ状況だ。住民はうるさくてはた迷惑だとクレームをつける。1年に1回位煩悩を流すために、除夜の鐘を聞くのは身のためにもなるはずなのに。住民と寺が疎遠になっているのが最大の要因かもしれない。コミュニティが形成されていない。だから騒音にしか聞こえないのだろう。餅つきは食中毒が心配だからと自粛や中止を迫られているという。確かに今年はノロウイルスの当たり年。心配する気持ちも分からなくは無い。でも伝統文化である年末の風物詩をノロウイルス如きのために中止に追い込まれるとは情けない。対処法はある。衛生管理を徹底すること。今年に限って必ず火を通した餅を食べること。保育園も除夜の鐘も餅つきも、クレームが優先し過ぎている。クレームが少しでもあると止めてしまうのでは、そのうち何から何まで消滅してしまう。個々の問題を解決しながらやり続けるのが、大人の知恵と言うものだろうに。
25日 12月 2016
最近パソコンの調子が悪くなってきた。時々フリーズするし、レスポンスも遅い。忠告も多いし遅くなったので、速くなるというソフトを入れたのが最悪だった。確かに速くなったかもしれないが、サイトが根元から根こそぎそがれ、一々更新ボタンを押さないとたどり着けない。最早これまでかと思い、新しくパソコンを購入することにした。今使用しているのは富士通のパソコン。数十年前から富士通にしている。理由はただ一つ。パソコンの引っ越しは面倒だから。同じ会社であれば乗り換える時に、至れり尽くせりだと信じていたからだ。windows95に始まりwindows7まで、順調に乗り換えてきた。ところが、windows10は全く違う。バージョンアップするのに、これほどギャップのあるものはない。windows10はスマホとの連携を売り物にしているようだ。ところが、我々70代はガラケー派。そんなものにメリットは無い。ガラケー派にとって、一番困るのは、今までのパソコンメールがwindows10に連動していないということだ。windows live mailでアドレス帳を作ってきたのに、そのデータを引っ越し出来ないという。プロバイダーのメールをoutolookに移動しても、プロバイダーのメールが消せないのも不便だ。その消す方法を調べてもさっぱり分からない。更に問題なのは、セキュリティ。自分は以前から月500円も出して富士通の提供するセキュリティを使っている。でも、新品のパソコンにはマカフィーというソフトが付いている。ところが、富士通のセキュリティは、マカフィーを削除しろという。富士通自身がパソコンユーザーを惑わしている。確か富士通は中国企業に身を売ったはずだ。windows10を契機に、別れをしたいと思う。
24日 12月 2016
同期入社の仲間の一人が、会社を卒業してから他社での仕事を始めたが、70歳にしてリタイアし田舎に帰ることになった。早速送別会を兼ねて同期会を開くことにした。集まったのは本人を含め9名。年の瀬であり、クリスマスイブではあるが予想外に多い人数だった。一次会は「すしざんまい」。マグロの初荷の高額な競りで有名なあの寿司屋だ。会が盛り上がったのは言うまでもないが、値段も良心的で魚も美味かった。日の出の勢いである理由を実感した。45年前に初めて顔を合わせた同期だが、今でも昔のように仲が良い。快い会話と美味しい魚と酒を味わった。極めてグッド。二次会は、近所のパブ。地下に降りていくと、大勢の若者たちがテーブルを囲み立ち飲みしている。今日はクリスマスイブ。人を掻き分けながら奥に進み、テーブルをゲットした。20~30歳の若者の中に、70歳のグループが出現した。周りは異常と感じているかもしれないが、我々は溶け込んだ積もりでいる。前金制なのも快い。飲みたいだけ飲む。オーダーも支払いも自分なので、オーダーするときに自分の能力と相談をする。まだ、飲みたいか。まだ、飲めるかと。強か飲んで話をして、気づいた時には、若者たちは去っていた。そうだ、今日はクリスマスイブだということを思い出した。70歳グループだけが残ったが、楽しい送別会だった。
23日 12月 2016
今日は70歳の戸籍上の誕生日。本当は12月18日なのだが、役所の転記ミスで中学生の時に23日に変わってしまった。誕生日が2つあると良いこともある。18日は射手座で23日は山羊座なので、星占いは都合の良い方を取ることが出来る。思えば、70年間も良く生きてきたものだと思う。子供の頃は35歳で死ぬと思っていた。幼い時はシナプスが全て繋がっていて前世の記憶が残っているのかもしれない。大人になってから、前世が誰だったのかが思い当たり、35歳に納得した。35歳は前世の寿命だから、現世の自分はまだ生き続けている。自分の寿命を感じたことは、もう1つあった。自分には2人の兄がいた。長男は52歳で、次男は53歳で他界したので、三男である自分は54歳で死ぬかもしれないと本気で思っていた。これも無事に通り抜け未だに生きている。55歳以降は、オマケの人生だと思っている。そして第二の人生が始まった。54歳の関門を通り抜けた頃は、まさか70歳の誕生日を迎えるなどとは全く想像すら出来なかった。これから先には節目がない。天寿を全うするまでは、自分のことは自分が判断出来る人間でありたいものだ。
22日 12月 2016
飯塚市の市長と副市長が、平日の昼間に麻雀をしていたことが明るみに出て問題になっている。平日の昼間で万円単位の賭け麻雀。尋常ではない。緊急に記者会見が開かれたが、内容がユニークだ。両人が壇上に揃い、得々としゃべる。「ストレスのある役職だから気分転換に。役所の先輩が雀荘の主人でつい誘われて。麻雀は賭けるもの。賭けない人がいるのなら記者さんたちに教えてほしい」と言い出す始末。しかも会見中に余裕の笑顔だ。これが行政の責任を預かる長なのかと疑うよりも、呆気にとられた。まずは単純に賭博の刑に服してほしい。そして、もし飯塚市民が真面であれば即リコール運動を起こしてほしい。市議会議員は知っていたはずだ。知っていた議員は即辞職してほしい。思うに、市長と副市長は、市政よりも麻雀の勝ち負けにストレスがあったのだろう。さぼり麻雀がバレて、他人の所為ににするのも最低だ。一般庶民が気晴らしのために、僅かなチョコレートを賭けるのは、違法というよりは微笑ましいものだと思う。だが行政の長がサボって万円単位の賭け麻雀は違法そのもの。会見で、マー1万円程度と言っているから、実態は10万円以上に違いない。この際、刑法を厳格に適用すべきだと思う。張本人以上に、飯塚市民の良識が問われている。笑い話が現実になったことに驚いた。待てよ、我が町でも同じ事が起きているかもしれないぞ。

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