豊洲の真相は

豊洲の地下空洞事件の真相が少しずつ明らかになってきた。当時の石原元知事と岡田元中央卸売市場長が、地下空洞を認識せずに決済の盲印を押していたようだ。自分は盛り土が最善策だとは思っていない。だが、盛り土をすべしと答申した有識者会議に背いて盛り土をしなかった責任は追及されるべきものだと思う。石原は全て部下に任せていたので自分は知らないと言い訳をしている。息子の良純は父慎太郎を、過去は考えない人だと擁護している。石原親子は2人とも社会常識の無い欠陥人だと思う。慎太郎は当時技術的な事は分からなかったのかもしれない。建築土木の専門家ではないのだから当たり前だ。だが、最終的に都知事としてゴーサインを出したのだから、結果には責任がある。知らなかったでは済まされない。何のために都知事がいるのか。盲印を押して体裁を整えるためではない。結果責任を取るために存在し給料も貰っているのだ。慎太郎は素直に謝罪すべきだと思う。一方岡田元市場長は余りにも無責任だ。現場の長こそが、現場に最も精通していなければならない。その知らなさのレベルは慎太郎の比ではない。インタビューを見ていると、今もって自身の無責任さを理解していないようだ。断罪されるべきだと思う。この一連のドタバタを見ていると、建設設計担当者が豊洲の土壌汚染の深さを憂慮し、いざという時の為に、人知れずに空洞を作ったのが真相のように思えてきた。