車窓風景も楽しみの一つ

ようやく義母の体調も回復してきたので、1泊程度の小旅行が可能になってきた。そこで今日から1泊、予てからカミサンが行きたがっていた新潟村上の笹川流れを見に行くことにした。いつもは年寄りの特権である平日に旅行することにしていたので、今回のように日曜日に出発するのは初めてだ。通勤ラッシュもなく、極めて快適に東京駅に着くことが出来た。ホテルも日曜宿泊は金土曜より安い。良い事づくめであることを実感した。東京から新潟まで新幹線で一路の旅。上越新幹線はトンネルが多い。高崎を過ぎると、榛名トンネル、中山トンネル、大清水トンネル、浦佐トンネル、堀之内トンネルと続き、やっと地上の長岡に出る。折角の旅行なのに景色が全く観られない。旅行の楽しみが半減する。現在建設が始まった東京名古屋間のリニア新幹線も殆んどトンネルだらけという。時間を得るために景色を犠牲にする。果たしてリニア新幹線は採算的に成功するのだろうかと疑問が湧いてきた。元々リニア新幹線には在来の東海道新幹線に乗っている人が移るだけで、経済効果は殆んど無いと思っていた。今日の上越新幹線乗車の経験で、リニア新幹線は開業しても閑古鳥が鳴くことを確信した。更に大阪まで延伸するという壮大な無駄遣いも始まろうとしている。さて誰がその尻拭いをするのだろうか。