ボケの程度

今住んでいる所では、毎週月曜日が資源ゴミの収集日になっている。空カン、空ビン、ペットボトル、段ボールが集積所に集められる。空カンは青字で空カンと書かれた麻袋に、空ビンは緑字で空ビンと書かれた麻袋に、ペットボトルは緑色の網袋に入れることになっている。この月曜のゴミ出しが自分の役目だ。時々空カン袋と空ビン袋が入れ替わることがある。先月は夏休みだったので、小さい子供たちがゴミ出しを手伝っていた。たとえ間違った袋に入れてもご愛嬌と言うもので微笑ましさを感じる。今日は自分が2番目だった。1番は70歳台後半くらいの近所のオジサン。オジサンが帰ったところに自分が捨てに行った。何と袋を取り違えているのだ。空カン袋には空ビンが、空ビン袋には空カンが入っている。入れ替えようかと思ったが、多量の空カンが入っている。仕方なく、オジサンを踏襲し空カン袋には空ビンを、空ビン袋には空カンを入れることにした。オジサンは何故間違えてしまったのだろうかと考えた。元々無神経な性質かもしれない。急いでいたので単純に間違えたのかもしれない。深刻な事を考えていたのかもしれない。ひょっとするとボケが始まっているのかもしれない。そう考えると我が身が心配になってきた。袋を取り違える程度のボケは、まだまだ軽い。空カンと空ビンの区別が分からずに混ぜてしまうと、業者に迷惑がかかる。もっと酷いボケになると、集積所の空カンなどを自宅に持って帰るかもしれない。空カンと空ビンの袋の取り違いを気にしているようでは、自分はまだまだボケてはいないと確信した次第。