戦後70年目の決着

日韓両国が国交正常化50周年の今年の最後に、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的な解決」を見たと発表した。慰安婦問題の真相は分からないが、自分は以下のように理解している。かの戦争中に軍隊が慰安婦を使っていた。殆んどの慰安婦は本人の意思で慰安婦になった。慰安婦は高給取りで、当時優雅な暮らしをしていたと米兵が証言している。ところが、韓国では金目当ての韓国人ブローカーが、貧困家庭の女性を問答無用で人さらい紛いに送り込んだ事実があるようだ。韓国と元慰安婦は、この行為全てが日本軍の犯罪行為だと抗議している。一方日本は強制的な行為はなかったとしている。自分は、慰安婦問題は朝日新聞の記者がでっち上げたねつ造だと思っている。だが、村山元首相や河野洋平が事実として認めたため、真実ではないのに事実という事になってしまった。その後事実として独り歩きを始めたので、歴代首相は事実を認めなくても事実と言わざるを得なくなってしまって現在に至っている。最も事実と認めないうちの一人の安倍首相が、事実と認め最終的な解決に至った。自民の一部は不満に思っているが、自分は素晴らしい決断をしたと思っている。この種の問題は言い出したら切りが無い。エスカレートするだけで双方に不満だけが残る。何処まで行っても実りは無い。一歩も二歩も退いて、この問題に片を付けたことは大人の決断で快挙と言える。今後中国、台湾、東南アジア諸国から同様なクレームがあるかもしれない。戦後70年を迎えた今、戦争について全ての決着を付けるべき時だと思う。