テニスが続くコツ

最近テニスをする時間が減った。体力的にきついから練習は2時間程度が限度で、ゲームも多くて2ゲームといったところ。でも、忘年会には必ず参加するようにしている。今日はテニスの忘年会。去年は太宰治で有名な大正レトロの古い割烹旅館だったが、料理が今一。評価も今一。と言う事で、今年は打って変わってイタリアン風パブの貸切になった。ところが、この店、貸切に慣れていないようだ。定刻通りに始まったのに、料理も酒も出てこない。暫らく待ってようやく出てきたのがクラフトビール。やっとアルコールにありつき乾杯したものの、味に癖が有り、お代わりする者も少ない。そして更に大分待った末オードブルが出てきた。全員すきっ腹で飲んだので回りが早い。ワイン、日本酒、カクテルのオンパレードが始まった。30分遅れで、いつものテニスの忘年会ムードになってきた。テニス仲間との飲み会はいつも楽しい。テニスが好きだという共通点がある。スポーツが好きだから、気転が効いて反応が速く小気味いい。だから、飲んでいる時もスポーツのような爽快さを味わえる。何よりいいのは、気楽に飲み会を楽しめること。飲み会に義理で参加する者がいると、伝染病のように全員に感染し興ざめしてしまうことがある。それが無い。かくして、大酒を飲み、最後には何を話しているか分からなくなる。何を話したかを覚えていないから、また明日にはテニスの相手が出来る。体力が落ちてもテニスが続けられる。そしてこの文の冒頭に戻る。この繰り返しでテニスは続いていく。