プロ野球人気の救世主

昨日のプロ野球日本シリーズ第3戦は面白かったが、詰まらなくもあった。それほどプロ野球は好きではないのであまり見ない。偶々テレビを点けると、打者はトリプルスリーのあの山田だ。シーズン中の好調さは何処に行ってしまったのだろうか、はたまた取り戻せるのだろうかとハラハラしながら、取りあえずその打席に注目した。何とホームラン。流石とは思ったがチャンネルを変えた。解説が詰まらないからだ。江本、大矢、中畑が、落語に出て来るようなご隠居の与太話をしていた。中畑が山田の欠点を指摘すると山田がHRを打ち、江本は「これで面白くなりました」とご隠居のようなコメント。要するに、観戦者の感想でありテレビ解説者としてのコメントではないのだ。だから詰まらなくなりチャンネルを変えてしまった。だがその後のニュースで、山田が3連続HRを打ったことを知った。もし見ていれば面白かったに違いないと後悔した。それで終われば些細な事なので、ブログには書かなかった。続きがある。今日の解説者は、石井一、古田、山本。野球選手や監督からみたコメントを連発している。目の前の日本シリーズの両チームと選手のやり方や思惑がヒシヒシと感じられる。一言で言うと、面白い。良い番組だと思った。優れた解説者こそ、プロ野球人気を蘇らさせる救世主なのかもしれない。