DeNA監督の辞任と次期候補

DeNAが定席の最下位に収まり、中畑監督が辞任した。今年は交流戦前までは貯金8で何と首位を独走していた。ところが交流戦から連敗の泥沼に陥り終わってみれば最下位。天国から奈落の底へとダイブした。中畑は今季最終戦で巨人に敗れた後、ファンに向けてお別れのスピーチを行い「惨敗の責任は全て自分にあります」と声を張り上げた。惨敗の要因は色々考えられる。相手が強過ぎた。元々自チームが弱過ぎた。監督の采配が拙かった。有力選手を補強出来なかった。若手選手が育たなかった、等々。中畑は主要因は何だと分析しているのだろうか。自分は、中畑がチームの絶頂期に手綱を緩めて選手の高揚感を削いでしまったことを立ち直すことが出来なかったことだと思う。6月にこのブログ「勝って兜の緒を・・・」に書いた悪い方の予想が当たってしまった。監督としての資質は低い。慰留を断り辞任したのは正解だろう。一方DeNAの次期監督選びは既に始まっている。ラミレス、古田、現役の三浦などの名前が挙がっている。この中から選ばれるのかもしれないが、これとは別に仰天案もあるようだ。中日GMの落合と巨人の原。落合は戦績不良を谷繁監督の責任と決めつけている。「俺ならこのメンバーでも戦績を上げられる」と豪語している。落合の実力を証明する絶好の機会だ。是非とも就任してほしいものだ。一方原は有力選手が溢れる中で、そこそこの戦績を残してきた。果たして、弱小チームでも力が発揮出来るのか、本物の監督力が問われるピンチでもあるしチャンスでもある。話が行けば是非とも受けて欲しいものだと思う。