デザイナーorアレンジャー

続々とボロが掘り起こされている。東京五輪のエンブレムのデザイナー佐野研二郎のパクリ作品だ。東京五輪のエンブレムは、ベルギーのホテルのデザインにスペインの大震災寄付金活動のキャンペーンポスターを組み合わせたものに違いない。このパクリ疑惑をきっかけに、続々とパクリ作品が指摘されている。サントリーのキャンペーン賞品のトートバックは、パクリというよりも実物そのもの。他人の作品をそのままコピーしたもの。比較してみると呆れてしまう。トートバック30種類のうち8種類が取り下げられた。更に腕時計のデザインでも指摘されている。カルバン・クラインと佐野研二郎作品のkuro obiは、並べて見るとそっくりではないが、別々に見ると区別が出来ない程。ただカルバン・クラインよりも佐野作品の方がデザイン的に劣るので「紛い物」と言えそうだ。佐野研二郎の失敗は、ネット社会を甘く見ていたことだろう。今は誰でも簡単にネットに情報をアップ出来る。全人類60億人の監視下に置かれているとも言える。デザイナーではなくアレンジャーとして職業登録していたら、その才能は高く評価されたのかもしれない。