成人年齢を18歳に

今国会で公職選挙法改正案が成立すると、来年夏の参議院選挙では選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることになる。18歳の選挙権を認めている国は160ヶ国もあるし、9割の国が成人年齢を18歳としているのだから、これが国際標準。寧ろ日本は遅れていると見るべきだ。我が家には3人の息子がいる。子供の頃は一緒によく遊んだが、一方自立出来るよう厳しく育てた。中高生頃の反抗期の時も横道に逸れぬようしっかり息子と対峙して乗り越えた。だが厳しく育てたのは高校卒業まで。大学生になった時「もう大人だから細かいことは言わない。親の教えを思い出しながら全て自分で判断して進め」と突き放した。それでも何の問題もなく順調に大人になり巣立って行った。成人年齢を20歳に拘る理由などは無い。18歳にすれば18歳が大人になる。しかし政府のやり方は極めて中途半端だ。選挙権年齢だけを18歳にするという。この際一挙に成人年齢を18歳に改正すべきだ。刑法や少年法も改正し大人の社会人としての義務や責任も担わすべきだと思う。これからは高齢化が増々進み老人の意見が強くなる。成人年齢を下げて若者の意見を取り入れることこそ、日本を真っ当な道に歩ませることになるはずだ。