久し振りの薄茶点前

久し振りに薄茶点前の稽古を行った。昨年5月にテニスで脹脛を肉離れして以来、年の瀬にやっと正座が出来るようになった。だが先月の初釜はインフルエンザで欠席したため、今日が自分にとっての初釜になった。本当に久し振りなので、昨日ノートを見ながら所作を確認した。菓子盆、水指、茶碗、棗、建水を運び、順調に進みかけたが、帛紗の捌きで躓いた。帛紗を両手で持つまでは良かったが、右が上か左が上かが分からなくなってしまったのだ。右利きの人なら突っかかるところではないのだろうが、生憎自分は左利き。時々無意識に左が優先してしまうのだ。先生に「右が上」と指示され、その後は柄杓の持ち方を注意されたくらいで順調に進んだ。我ながらブランクの割には上出来な点前であったと思う。お茶の勉強会の初めに花を活けた。自分は紅満作と白い椿を選択し活けてみたが、どうにも収まらない。見兼ねた先生が手直しを始めたが暫し収まらない。難しい花を選んでしまったと後悔したが、先生は見事に形を決めた。暫らく見つめ、うーむと唸り納得した。