ダサいペンギン付き

年末に「東京駅開業100周年記念Suica」が限定1万5千枚で発売されたが、大混乱となり発売中止に至ったことは記憶に新しい。JR東日本は失敗を反省し、1月30日から2月9日の間に申し込んだ全員に販売することにした。但し限定版なので、My SuicaやこどもSuicaへの変更は出来ないし、定期券も自動チャージも付けられない片端物だ。それでもたった3日で170万枚の申し込みがあったとか。当初は10万枚を見込んでいたから、JR東日本はここでも読み違いをしてしまったようだ。何故JR東日本は失敗を繰り返すのかを考えてみた。記念の限定版という価値は多少あるかもしれないが、人気の理由はセンスの良いデザインにあるのだと思う。ペンギンの絵がついた黄緑色のSuicaは5000万枚も売れている。周りを見ても全ての人が自分と同じペンギン付きなのだ。しかもダサいのだ。JR東日本はペンギン付きデザインがダサいとは思わないのだろうか。鈍感なのだ。自分もダサいペンギン付きを持っている。しかし記念にと思い「東京駅開業100周年記念Suica」を1枚申し込んだ。これを契機にSuicaのデザインが多様化するような気がする。