日本の聖夜vs中国のXmas

日本のキリスト教徒は総人口の1%しかいないが、クリスマスは国民的イベントになっている。一方数千万人のキリスト教徒がいる隣の中国は、政府が学校に対し校内でクリスマスと関連する如何なる活動も禁止する通知を出したとのこと。勿論キリスト教の平等主義や民主主義の広がりを阻止することが目的なのだろう。日本から見ると、中国は距離的にはとても近い国なのに文化的には最も遠い国なのだとつくづく思う。クリスマスが近づき日本で問題になったのは、精々バター不足だ。バターが手に入らずケーキ屋さんは四苦八苦したようだ。このバター問題も根は単純だ。農水省が加工原料乳生産者へ、バターよりもチーズを優遇する補助金に変えたので、生産者が生乳をチーズにより多く振り向けた。単なる農水省の行政ミスなのだ。ただそれだけだが、マスコミは真実を報道しない。ここに日本の大きな問題が隠れているようだ。