幸せの測り方

日経ビジネスに面白い記事が載っていた。幸せは加速度センサで測れるという。日立の研究者が、アンケートと加速度センサを組み合わせた実験を行った結果、幸せな人の体はよく動くので幸せは加速度センサで測れることが判明したとのこと。活気のある職場は業績も良い事、運の良さは高めることが出来ることもデータ解析から分かったそうだ。更に凄いのは、人間は熱力学法則に従って活動しているという事実を発見したことだ。人間がどれ位の強さの活動をどれ位出来るかというのが、分子の動きなどを表す熱力学の法則と同じ式によって決まっていたという事実だ。きっちり計画を立てても、無理があれば実行は出来ないのは誰しもが経験している。自分の意思の弱さを嘆くより、熱力学の法則通りだと思った方が気が楽になる。今後の計画も実行可能なものにし易くなる。この研究者は、今後は人間が問題を決め、仮説を作るのはコンピューターがやる時代が来ると言う。今まで分かってはいるが見えなかったものが、見える時代になりつつあるようだ。