錦織選手と大谷投手

日本中が錦織一色に染まっている。全米オープンテニス大会準決勝で世界1位のジョコビッチを下し、日本人として初めて決勝に進出したからだ。錦織選手は才能が有るだけではなく、14歳で単身渡米し技術のみならず体力と精神力を鍛えてきた。その努力が実を結びつつあるのだろう。WOWOWには加入問い合わせが殺到し、テニス関連株が高騰している。世界のトップレベルに達した快挙は、国民の気持ちを明るくさせるし、経済効果も大きそうだ。一方錦織選手に隠れたグッドニュースもある。プロ野球の日ハム大谷投手だ。日本プロ野球史上初めて2桁勝利&本塁打を達成し、二刀流が本物であることを証明した。これは野球の神様ベーブ・ルースの13勝11本に肉迫する勢いだ。大谷は高校卒業当時MLB入りを決めていたが、日ハムに説得され日本に残留した経緯がある。近いうちにMLBで活躍するようになるのは間違いない。そして日本に再び少年野球のブームを巻き起こさせるに違いない。錦織は24歳、大谷は20歳。彼らが日本を牽引している。