ミラクルな新潟市

一昨日生まれて初めてカミサンと新潟市を訪ねた。天候不順が続いた前日までが嘘のように晴れて、夏なのに珍しく大宮辺りから真黒い富士山と丹沢と秩父山系が見えた。何かあるぞという予感がした。9月2日はまさに我が家にとって予期せぬ特異日になった。新潟駅に着き、取りあえず手荷物を預かってもらうためホテルTにタクシーで向かった。その途中で、あろうことか我が家の初孫が生まれた病院の脇を通ったのだ。ビックリした。そして到着したホテルの前にはシャモニーというコーヒー専門店。それは先週法事で初めて会った従妹の娘のお婿さんから聞いた、お婿さんの親戚が経営する店だったのだ。血が濃いのだと思った。更に予期せぬことが続く。我が家の旅行は泊る所は質素で、夕食は美味しいものを少量で、をモットーにしている。だからホテルは安いビジネスホテルのTにしたが、夕食は食べログで調べてナンバーワンの寿司屋に予約した。その寿司屋NHの料理は殊の外美味かった。主人は気さくで話が弾んだ。「どちらからでお出でで」「F市です」をきっかけに、この主人が我が街F市のナンバーワンの寿司屋Oのご主人と兄弟弟子であることが分かったのだ。兄弟弟子は今でも結束が固く行き来をしているとのこと。今日だけでミラクルが4つも続いた。新潟市の古町辺りは落ち着いた街並みだ。心の中では第二の故郷になりそうだ。