日中韓と日米の関係

日韓関係は韓国の歴史問題固執で冷え切っていたが、安倍が民団を訪問し弔意を述べたことに外務省が謝意を表明した。環境相会合ではPM2.5などの大気汚染問題について、国交相は観光について協力体制を構築することで合意した。どうやら韓国との政治的な雪解けは間近のような感じがする。中国は韓国を見習ったせいなのか、南京大虐殺記念館にデンマーク女王を招き、習が歴史問題を誇大に取り上げ始めた。中国は共産党一党独裁体制堅持のため、日本叩きだけでなくキリスト教迫害までやり出した。日中の溝は深まるばかりだが、そのうち行き詰るだろう。中国の国民はネットで情報は抱負で無知ではないから、何が問題かはすぐ気付くに違いない。永い目で見れば日中韓の関係は良い方向に進んでいくはずだ。一方問題なのが日米関係だ。オバマの来訪を快く迎えたのは良いが、去った後の言動が酷過ぎる。安倍を中心とする自民幹部が集まり有名ステーキ店で打ち上げをしたとのこと。この店を選んだのは、滞在中にオバマの大好物の神戸ステーキをわざと出さなかった当て付けだ。オバマは銀座の寿司と宮中の羊で我慢させられてしまった。挙げ句の果てに、オバマが安倍に懇願したとか、TPPが簡単に決着するはずないと気勢を上げたらしい。こんな情報は隠そうとしてもNSAには筒抜けに違いない。オバマは今頃安倍に対し、ロシア以上にキツい報復を練っているに違いない。相手を敬えば自分も敬われるが、相手を見下せばそれ以上の見返りが待っている。人間関係とはそういうものだ。