環境税の使い道

ガソリン価格がまたまた高くなった。4月から消費税が上がっただけでなく、環境税なるものも倍に上がったからだ。ところが日経朝刊によると、環境税は本来温暖化対策に使われるはずだったが、使い方が適切ではない地域振興や森林整備に使われているとのこと。しかも余剰金が2000億円近くも残っているという。税金を集めてみたものの使い道がなく、各省の分捕り合戦の主戦場になっていて、それでも4月から徴収額が倍になった。そもそも環境税なるものを作ったのも間違いで、その使い方も決められないのも間違いで、4月に増税したのも間違いだ。間違いの上塗りを重ねている。こんな環境税を作ったのは当時の民主党で、野党に落ちても国民生活に悪影響を及ぼし続けている。民主に心あるならば、環境税の廃案を提案すべきだが、その心もないようだ。虎は死んでも皮を残すと言うが、民主は死んでも悪税を残してしまった。悪税が残るのならばしっかりした使い道を考えるべきだ。例えば、昨日ブログに書いた宇宙発電の技術開発に充てたらどうだろうか。環境税の主旨である温暖化対策にもなるし、技術が完成すれば日本のみならず全世界の人々に貢献出来る。完成した暁には、納税者は胸を張って納税したことに誇りを持つに違いない。納税者が喜ぶ税金の使い方は出来ないものなのだろうか。