今年の自分の3大出来事

今年の10大ニュースは、というのは在り来たりなので、今年の自分の3大出来事は何かを考えてみた。第一は星新一賞への応募だ。物書きになりたくて、文章表現の練習のためこのブログを続けているが、まさか本当に真面な文学賞に投稿する自分など考えたことはなかった。この賞は理系のための文学賞とのことで、自分にはお誂え向きだ。空想を膨らませSFのショートショートを書いてみた。自分なりの評価は85点でマアマアの出来。だが入選するには95点は必要だろうから、入選には程遠いとは納得している。来年はこの文学賞に限らず色々トライしようと思う。第二は茶道だ。今年から薄茶点前を習い始め、一通り曲がりなりにも炉も風炉も出来るようにはなった。だが一番興味があるのはお茶の前にする生け花。庭に咲いている草花を摘んできて、花器に生ける。葉が枯れていたり虫が喰っていたりしているところに趣がある。生け花は美を形成するための組み合わせ応用問題だと思う。形が決まると惚れ惚れする。日本伝統のわび・さびに接したような気になってくる。お茶もお花も奥が深そうだ。第三は、旅行。今年は生涯で3本の指に入るホテルに巡り合えた。一つは那須の二期倶楽部。広い庭とゆったりした朝食で悠久の時を味わった。もう一つは赤倉観光ホテル。眼下の雲海を眺めながら入った夜明けの露天風呂。自分がこの世にいるとは思えなかった。更にもう一つはしまなみ海道旅行。瀬戸内海は穏やかで綺麗だ。自分は山派ではなく海派であることを再認識した。こういう所に住んで釣りと物書きに没頭してみたいものだと思った。今年の自分の3大出来事に共通するものは、一言で言うとトライ。新しい未知の世界に飛び込むこととも言える。67歳にはなったが、まだ好奇心は旺盛のようだ。