忘年会あれこれ

今年4回目の忘年会に参加した。今までの人生で自己最高記録は30回だ。その年は現役で仕事でも中心的に動いていたし、200名程度の職場集団のスポーツ文化活動のオピニオンリーダーとして頑張っていた時代だったから当然と言えば当然だったのかもしれない。リタイアしてから忘年会の数が急激に減った。今年の4回の内訳は、旧テニス同好会、大学クラス会、現平日テニス仲間、そして今日は現テニスクラブメンバー。テニス仲間に集中しているが、それぞれ顔ぶれも雰囲気も違う。若い頃の忘年会は、忘年会と名前は付いてはいるが忘年のための会ではなかったような気がする。忘年会に参加しながら、来年の抱負を語り合っていたことを思い出す。だが最近の忘年会は、文字通りに今年の出来事を中心に振り返る忘年になりつつあるようだ。考えてみれば当たり前かもしれない。15年前に入ったテニスクラブでは、年齢的に自分が若手に属していたが、今では上から数える方が早くなった。年を取るとともに忘年会の内容が変わっていくことは、年を取らないと分からないことなのかもしれない。