外から見えるもの

CNNに「外国から見た日本、東京訪問前に知っておくべき11のこと」という記事が載っていた。今年は海外からの来訪者が初めて1千万人を超えるとのことで興味を持って読んでみた。日本はおもてなしの文化だがチップは不要だということ。確かに海外へ行くとチップを渡すべきか、いくらにするべきか頭を悩ますことが多い。丁寧なサービスを受けてもノーチップだとは、外人から見るとユートピアにでも来たような気持ちになるのだろう。その他に、人も車も交通ルールを守るとか、歩きたばこは厳禁とか、電車とバスの利用はカード1枚でOKとか、日本人は当たり前と思っているが異様に映るのかもしれない。変わったところで、さまざまな料理にベーコンが入っている、というものがある。野菜サンドにハムが入っていたり、肉不使用のパスタにベーコンが散りばめられていたりする。日本では正真正銘のベジタリアンは殆んどいないが、海外には多い。インドでは牛を食べないしイスラムでは豚を食べないが、日本人は雑食で何でも食べる。ひるがえって自分について、他人は自分をどう見ているのだろうかと偶に考えることは、自分を良く知るための一つの方法でもありそうだ。