ポスティングのドタバタ

新ポスティングシステムが日米間でやっと合意された。注目は何と言っても楽天のマー君だ。本人はメジャー移籍にやる気満々。ところが三木谷オーナーは「彼をポスティングにかける積もりはない」と言っていた。新制度がなければ60億円程度が見込まれていたが、新制度の入札額上限は20億円に抑えられてしまったからだ。三木谷はケチで通っている。産業競争力会議では市販薬のインターネット販売を巡り、利益誘導的な発言で顰蹙を買った。意見が通らなければ訴訟を起こすとか、委員を辞職するとか息巻いていた。要するに政商なのだ。ところが、儲ける為なら何でもしそうな三木谷が、マー君のポスティングを容認したとのニュースが飛び込んできた。考えてみれば当然だ。この先マー君が海外FAを取得したら1円も入らなくなる。それより目先の20億円。そう考えたのだろう。いずれにしても決着がつきマー君がメジャーに行くことは喜ばしいことだ。ピチピチの状態で移籍が出来れば来年活躍する姿が目に浮かぶ。SBの孫社長も言っている「なぜ世界の中心に来ないのか」と。活躍できる人は最高峰を目指すべきだと思う。