スマホ使用停止アプリ

昨日から「歩きスマホはダメ」という子供専用アプリの提供が始まった。街頭や駅などで歩きスマホによるトラブルが後を絶たないことに対応しNTTドコモが開発したようだ。歩きスマホを検知すると画面に「危険です、歩きスマホ」と表示され、立ち止まるまで使えなくなるとのこと。一方、自動車運転中の携帯電話使用は罰則化された当時は取り締まりもあったが、今では取り締まりも風化してしまい、運転しながら携帯電話をしている姿を良く見かけるようになった。更に自転車スマホは、見かけない日がないほど常態化してしまっている。危険この上ない状況だ。もうここまで来ると悪しき社会現象が確立してしまったといえる。携帯電話事業者は、今までは通信サービスを提供すれば事業の責務は果たしていたといえたかもしれない。しかし悪しき社会現象を生ませた以上携帯電話事業者にも責任の一部があるのは間違いない。大人の歩きスマホについても、運転しながらのスマホについても、撲滅キャンペーンや使用停止アプリの開発提供などを駆使して防止することも携帯電話事業者がやらねばならぬ仕事に含めるべきだ。携帯電話事業などのサービス業にも製造物責任法を適用すべき時代がもうそこまで来ていると思う。