自転車の法規とマナー

明日1日から道路交通法が改正され、無免許運転の厳罰化が施行される。悪質な事故を防止するには一歩前進だろう。同時に自転車のルールも変わる。ブレーキのない自転車には運転禁止を命じることが出来るようになる。また自転車は道路の右側路側帯を走ることが禁止される。少し前進だが、問題は2年前の「自転車は原則車道通行」だ。我が家からテニスコートへ行くには狭い国道を通らなければならない。道路の横にはドブに蓋をした幅60cm程度の歩道らしきものがある。そのドブ道を通っていた自転車が車道を通るようになってきた。自転車がいると狭くて追い抜きは出来ないので自動的に速度は時速10km程度に落ちる。この道は年がら年中渋滞している。この道路が地方の名もない通りなら仕方ないかもしれないと思うが、歴とした国道だ。国道すらも整備出来ないうちに、法で縛り付けるのは勇み足というものだ。まずは自転車のマナーを徹底的に指導教育することが先決だったと思う。いま一番怖いのはスマホを見ながらの自転車運転だ。これもマナーの指導と厳しい目があればある程度は解決できるはず。法で縛らないと改善しない社会自体が病気だと言えそうだ。